タイの洞窟から少年ら13人救出 タイの洞窟で行方不明の少年ら13人

タイの洞窟から少年ら13人救出。タイの洞窟で行方不明の少年ら13人。タイ洞窟。

タイの少年13人が洞窟に

閉じ込められた事件で
全員水に潜って
5キロ先の出口
目指して泳げば
問題ないか思えますがどうでしょうか

タイの洞窟から少年ら13人救出。

 タイ北部チェンライ郊外の「タムルアン洞窟」に少年たち13人が閉じ込められ、17日後の7月10日に全員無事に救出された。遊びに中に入ったが、雨期による大雨で洞窟の中に水があふれ、戻れなくなった子どもたち。救出は難航したが、最後は全員が潜水で脱出した。

 洞窟の中に閉じ込められたのは、11~17歳の同じサッカーチームに所属する少年12人と、サッカーコーチの男性25。6月23日午後、サッカーの練習後に、1時間ほど遊ぶ予定で中に入った。しかし、直後に降った大雨が洞窟に流れ込み、水を避けて奥へ奥へと逃げこんだ。 洞窟の入り口に乗り捨てられた少年たちの自転車が見つかり、タイ国軍などによる捜索活動が始まる。 洞窟は複雑な構造で、少年たちはどこにいるかわからない。しかも、洞窟内の多くが水で満たされ、潜水しないと奥に進めない状況だった。 タイ海軍や、世界から集まったボランティアのダイバー100人ほどが毎日、少年たちを捜す。7月2日、入り口から約5キロ奥の水のない場所に、13人全員が無事にいることが確認された。

 すぐに、少年たちをどうやって脱出させるかが話し合われた。最も現実的なのは、少年たちに潜水させ、1人ずつ助け出す方法。しかし、洞窟内は真っ暗で、潜水中はすぐに水面に上がれず、パニックになりやすい。泳ぎが得意でない少年もいて、危険も指摘された。7月6日には、救助活動をしていた元タイ海軍のダイバーが水中で意識を失い、亡くなった。「救出まで数カ月かかるのでは」という臆測も流れた。 日本の国際協力機構JICAジャイカの助言も得て毎日1万リットルの水を洞窟から排出したが、なかなか水は減らなかった。 救出が難航する中、少年たちのいる場所の酸素濃度が下がり、大雨でさらに増水すれば、水につかってしまう可能性も出てきた。救助隊は少年らを潜水で救い出すことを決断。外国人やタイ海軍のダイバーが常に付き添い、少年らには顔をすっぽり覆うフルフェースのマスクをかぶせて慎重に潜水させる。パニックにならないよう、少年らに鎮静剤も与えることにした。 8日、まずは4人を無事救出。9日に4人、10日にはコーチも含めた5人が洞窟の外に救い出され、全員無事で生還した。救出活動は世界中の関心を集め、現場にはのべ1千人を超える報道陣が集まった。 救出から約1週間後、少年たちは記者会見を開き、元気な姿を見せた。洞窟内では、食べ物はなく、洞窟でしたたる水を飲んで過ごしたという。なるべく動かずに体力を温存し、コーチの指示で瞑めい想そうなどをしてしのいだ。発見されたときに「奇跡の瞬間」だと思ったという。

タイの洞窟で行方不明の少年ら13人。

タイ北部の洞窟で9日間にわたり行方不明になっていた少年12人とサッカー監督が2日夜、無事でいるところを発見された。ただし、洞窟から出るには、水が引くのを待つか、潜水技術を習得する必要があり、数カ月かかる恐れもあるという。

2人の英国人ダイバーが、タムルアン洞窟の中の突き出た岩の上にいるところを見つけた。少年たちの安否に、タイの国中の関心が集まっていた。

11歳から16歳の少年たちと監督は、まだ洞窟内にいる。今後の救助作業にとっては、洞窟に流れ込んだ水と泥が課題となる。13人は6月23日に洞窟探検に出かけたところ、大雨による洞窟内の増水で出られなくなった。

タイ陸軍によると、少年たちが洞窟内から出るには、水位が下がるのを待つか、自力で水中に潜って泳いで出る必要がある。そのため、少なくとも4カ月分の食料など物資を、13人のもとに届ける必要があると陸軍は説明した。

チェンライ県にあるタムルアン洞窟は、9月から10月の雨季の間、たびたび増水によって水であふれる。救助隊は排水ポンプによって水位を下げようとしてきたが、目立った効果は出ていない。

潜水訓練を受けた医師たちが、医薬品を携えて13人のもとを訪れ、健康状態を確認し、負傷している場合は手当てをする見通し。救助隊の一部は、洞窟に至る別の入り口がないか山肌を探索している。

救助隊は当初、「パッタヤ?ビーチ」とあだ名のついた地下洞窟の平らな岩の上に少年たちがいるかと期待していたが、少年たちは水位上昇を避けて、約400メートル離れた場所に移動していた。

1000人以上の捜索隊には、タイ海軍など現地当局のほか、中国、ミャンマー、ラオス、オーストラリア、米国、英国が協力している。

現地で取材するBBCのジョナサン?ヘッド記者は、洞窟の入り口では歓喜の声を発電機の音が掻き消したと伝えた。ダイバー数十人の酸素ボンベに次々と酸素を充てんしたり、排水ポンプのために発電機が回り続けた。

ヘッド記者は、これまで少年たちの救出に全力を注いできたタイ当局は、13人の無事を確認した今、まずは現場に医薬品や薬を届けて体力を回復させてから、脱出方法を決定することになると話している。

少年たちを発見した英国人ダイバーは、先週初めに現地入りしたリック?スタントン、ジョン?ボランセン両氏とみられる。洞窟内に少年たちの場所にたどり着く前に、数時間かかったという。

タイ海軍特殊部隊がフェイスブックに投稿したビデオでは、洞窟内の岩場に座る少年たちに懐中電灯の光を当てながら、ダイバーの1人が少年たちに英語で語りかけるのが聞こえる。

「何人いるの?」とダイバーが尋ねた後、「13人!」、「13人? 素晴らしい!」というやりとりが続いた。

少年たちはいつ安全な場所に行けるのか尋ねている様子で、映っていないダイバーの1人が、「今日は無理だ。2人しかいないので。潜らないと。また来るから。わかった? もっと大勢が来る。自分たちは第一陣だ」と答えている。

男の子の1人は、「ごはん、ごはん、ごはん。おなかがすいてるって伝えて」と伝言している。

少年の1人が今日は何曜日か尋ねると、ダイバーの1人がしばらく考えた後、「月曜、月曜だ。みんなはここに……10日間いたんだ。みんなすごい強いね」と答えた。

ダイバーたちは、いったんこの場を離れなくてはならないが、また戻ってくると伝えた。

「本当にどうもありがとう。どこから来たの?」と少年の1人が言うと、「イギリス。英国だよ」、「そうなんだ。また明日ね」というやりとりが続いた。

少年12人は、「ムーパイノシシ」サッカーチームのメンバー。アシスタント?コーチのエッカポル?ジャンタウォンさん25は、子供たちの遠足を引率することがしばしばあり、2年前にも同じ洞窟にチームの子供たちを連れて行った。

今回行方不明になった子供たちのうち、最年少は11歳の「タイタン」ことチャニン?ウィブルンルンルエアン君で、7歳からサッカーを始めた。

主将の「ドム」ことドゥアンペト?プロムテプ君13が少年たちのリーダー的存在。

息子のモンコル君12が行方不明となっていたティナコルン?ブーンピエムさんは、13人無事の知らせに、「嬉しくて仕方がない」とAFP通信に話した。洞窟の入り口近くで待機していたブーンピエムさんは、「息子には心身ともに丈夫になってもらいたい」と話した。

別の子供の親族は涙を流しながら、「嬉しくて言葉にならない」と報道陣に話した。

「全員無事だが、任務完了ではない」。チェンライ県のナロンサク?オソタナコルン知事は洞窟入り口に設けられた救助作戦司令本部で記者会見して、こう述べた。

「13人を探しだし、救出し、生還させることが我々の任務だ。今のところは、発見しただけだ。洞窟から脱出させて無事に帰宅させるのが、次の使命だ」

救助隊は今後も、洞窟の排水を続けながら、13人の健康状態の確認に潜水技術のある医療チームを送り込む方針という。

「移動可能な健康状態だと医師たちが判断すれば、洞窟からすぐに脱出させる。学校に戻れるようになるまで、我々が面倒を見る」と知事は話した。

米フロリダ州で国際地下洞窟救助救出機関の地域調整を担当するエド?ソレンソン氏は、子供たちに潜水装置をつけさせて脱出させようとするのは危険だと指摘する。

「それは非常に危険なので、本当に最後のぎりぎりの手段だ」と同氏はBBCに話した。「視界ゼロの、不慣れで特殊な環境で潜らせれば、パニックになるのは十分にあり得る。自分だけでなく救助作業員の死亡事故にもつながる危険がある。なので現時点では、食料や水、酸素などを運びこむほうがいい。少なくとも照明と希望を届けられた今は、水と食料を十分に与えて、温かくして過ごせるように物資を届けられるなら、落ち着いて待機させるべきだ」。

タイ洞窟。

8?9日の救出作業で少年8人が脱出に成功。洞窟内には少年4人、コーチの男性1人の計5人が残っていたが、10日に全員が救出された。

洞窟に閉じ込められたのは、同じサッカーチームに所属する11~17歳の少年12人とコーチを務める男性25。

6月23日、洞窟に入ったが、大雨の影響で大量の水が洞窟内に入り込んで浸水した。少年らは引き返せなくなり、約4キロ奥にとどまることを余儀なくされた。

大雨など現地での悪天候が予想されたため、タイの地元当局は救出作業を急ぐことを決断。7月8日にダイバーらを向かわせ、まずは4人を助け出すことに成功した。続いて8日夜にさらに4人の少年が救助された。少年らの健康状態は良好だという。

6日には活動中の元特殊部隊員が亡くなった。洞窟の奥へと空気ボンベを運び終えて戻ってくる際、自身の空気がなくなり、酸欠状態になったとみられる。洞窟内での移動の難しさが改めて浮き彫りになった格好だ。

空気が足りなくなったときに備え、移動経路に代えのボンベを事前に設置する必要がある。そのため、作戦本部はタイ海軍の特殊部隊員や国外のダイバーら計90人体制で慎重に準備を進めていた。

Write a Reply or Comment

Your email address will not be published.


You may use these HTMLtags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>